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嬉しい修理靴の依頼②

2025年2月13日

こんにちは、齋藤です。
今回は修理の内容に入って行きたいと思います!
前回の修理の記事を読んでいない方はこちら

その前に1月に2回、靴作りのワークショップを開催させてもらいました!
ご来場ありがとう御座います!

皆様からは、大変な仕事ですねとか
こんなにちゃんと靴が出来上がるとは思わなかった、作業時間2時間あっと言う間でした等
の感想を頂きました!
僕から見て満足して頂けたかなと思います。

2月も2回開催させてもらいますので満足行く
靴が出来上がるように頑張りたいと思います。
靴づくりワークショップの様子のブログはこちら

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さあ修理靴の修理に入りましょう!
まず今回の修理内容は
オールソール交換とヒール交換です。

まずヒールを外します。
その後に木型を靴に入れて本底を剥がします
底を剥がすには暖めて剥がします。

この修理の大変な所が本底に使用している素材が合成クレープと言う素材で剥がす時によっぽど
上手く行かないとボロボロバラバラになってしまいます。

この材料はグリップ力も良く返り(屈曲性)も良いので良く使われる素材です。

案の定こんな感じになってしまいました。


ボロボロですね。

本底を剥がしヒールを取った靴が
こんな感じです。

次に新しく貼り替える本底とヒールに糊を塗って行きます。
本底は糊を塗る前にプライマーと言う下処理をします。
本体にも糊を塗ります。
本体に糊を塗った写真撮り忘れましたすいません。

本体とヒールを貼り合わせます。
本底のはみ出た部をカットして行きます。


カットと言っていますが靴屋では さらい 
と言ってます。この底をさらうのが難しいです。ヒールを傷つけない様に、底がガタガタにならない様に注意して一気にさらいます。

このさらい昔のやり方で今ではヒールのあごの形状に合わせて本底が作られている(キメ型)が多いのでヒールに傷がついたり底がガタガタになったりと言う心配は有りません。

弊社ではまださらいをしているデザインも有ります。その方がやりやすい物も有ります。

さらった物がこんな感じで上がります。

底を貼る準備は整いました、後は底を貼れば
修理は完了です!

底貼りから完成までは次回アップしたいと思います!
最初の靴からどんな風に変わったのか楽しみにしていて下さい!
お付き合い、ありがとう御座いました!
次回も時間が有れば見てやって下さい!

さいとう工場長ブログ

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クロスロード生産部の工場長です。浅草にある小さな工場で、あしながおじさんやサヴァサヴァの革靴をつくっています。

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