第三回【前編】ワークショップレポート
2021年5月24日
月22日(土)に第3回目のワークショップを開催しました。
お友達からのご紹介で参加してくださったお客様も数名いらっしゃいました。
午前の会はこじんまりとした人数でスタートです。
それぞれお一人でのご参加でしたので、少し緊張されているかな?とちょっと心配でしたが、あっという間に和やかな雰囲気に◎
お二人とも革を選び、早速作業開始です。
洋裁や手芸の経験はある方も革を使うのは初めてということで、革をカットする際、普段と違う感覚に戸惑われてました。職人さんが何気なくやっている作業も実際にやってみると…これが結構難しいんですよね。
糸を通すための穴あけは最初苦労されていましたが、コツをつかんでどんどんスピードアップしていきます!
途中、ねじれちゃったり、本当にあってるの??と不安になったりしていましたが、お二人とも無事完成。
途中職人さんの熱い道具愛の話も盛り上がり、たっぷり2時間の作業でした。
同じパターンで作成しても、革の質感や色味の違いでかなり印象は変わりますね。
作業終了後は、予定通り近くの自社工場の見学です。
この工場では靴を成形する吊り込み、底付け、仕上げ作業をしています。
この工場見学では主に吊りこみと底付けを見学していただいています。
工場見学も楽しみにしていただいていたということで、職人さんの作業を熱心に見学されています。
ワークショップの時に使ったものと同じ材料や道具を使用して作っている工程を見ると親近感も感じますね🔨
「吊り込み」という革を木型に沿わせる作業の後には「キレイ~」という歓声も上がり、職人さんもまんざらではなさそうです☻
せっかくなので、職人さんも集まって記念写真📸✨
お疲れ様でした!
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午後の部はご自身でワークショップを開催してらっしゃる方や、陶芸をされていた方など、手しごと経験豊富な方の参加が目立ちました。
革選びも1枚1枚しっかり確認しながらじっくりと。
同じ革でも持ち手次第でかなり印象が変わるのも面白いですよね。
経験者が多いということもあり、手慣れた感じでスムーズに作業は進んでいきます。
午前中よりも人数は多かったのですが、午前中とは打って変わり、皆さん黙々と集中して作業をされています。
ワークショップ史上最速?のスピード感で次々と仕上がりました!
午後の部も全員お揃いで工場見学です。
工程自体は基本的に同じですが、会によって作る靴が変わるため、同じ説明といいつつ毎回少しずつ違った内容になっています。
クラフトワークが好きな方が多い会だったので、皆様真剣に説明も聴かれてました。
見学後、「こんなにいろいろな人の手を介して作っているものだから、大切にしなくっちゃ。」とおっしゃっていただけたのが、印象的でした。
次回5月30日(日)のワークショップは工場見学のないコースとなっております。通常一般のお客様には開放していないショールームをその分じっくりご覧いただけるかも?
まだお席に若干の余裕がございますので、みなさまのご参加をお待ちしています。
お申し込みはこちら(希望の時間帯:午前・午後 をお知らせください)
※工場見学付きのワークショップは来月以降も開催する予定です。
日程等詳細が決まり次第HP、SNS等でお知らせしますね。
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クロスロード生産部が運営する、あしながおじさんのワークショップ。靴に使った余り革を使い、レザークラフトをしています。毎月、浅草で開催中!