靴ができるまで⑥
2023年11月21日
寒くなって来ましたね〜
年を取ると冬の寒さが堪える様になって来た
工場長の齋藤です。
前回はワークショップのお話をさせて頂きました。
そして、遂に!
革靴づくりワークショップ開催決定しました!
ご予約お待ちしております!
さて、本題へ。
前回、底付け迄の工程を説明しましたので
今回は仕上げ迄行ければと思います!
前回の記事はこちら靴ができるまで⑤
まずは木型に入った靴を抜きましょう。
これどうやって抜くんだろう?
ではやってみましょう!
まずこれが木型を抜く為に必要な棒、道具?
何て言えばいいんだろう…
とりあえずこれで抜きます。
棒の先端に木型を差し込みます。
木型の上には穴が有ります。
後はこんな感じで!
力を入れてガァっと!!
説明 雑!!!
言葉が思い浮かばなくてすいません。
木型が靴を抜くために折れる様になっているので
それを利用して抜きます。
まず朝一この作業からスタートします。
ワークショップで体験して下さった方には
分かってもらえると思いますが。
この作業結構大変です。正直あんまりやりたくないですね~
1人20足抜くので40回やります。
靴は左右有りますので。
夏は汗だく、冬は体暖まるから丁度良いかもしれません。
次に木型を抜いたらヒールを打ちます。
ヒール打ちの作業、かなり重要です。
靴作りでここだけは外すなと教えられたのが
底剥がれ、釘が出る、ヒール取れ
これはお客様の怪我につながるので。
他の作業も重要なんですけど、この3つだけは
職人として最低限しっかりやっておけと言われたものです。
なので絶対にヒールが外れない様にしなければなりません。
釘が曲がったり、打忘れたり、ヒールが曲がってつかない様に結構気をつける所が沢山有ります。
経験が必要な作業です。
説明しにくいので写真で行きます。
かぶぜます。
ペダルを踏みます。
両手でボタンを押します。
はい!打てたー!
以上です。
これで底付けの作業は終わりです。
最後に仕上げの作業です。
靴の掃除、中敷き貼り、クリーム塗り
バフがけ、箱詰め、検品…
仕上げの作業も沢山の工程があり長くなって
しまいそうなので次回にしましょう。
最後に、今週の11/23木曜日、11/24金曜日
弊社ファミリセールが開催されますので
皆様のお越しをお待ちしております!
寒くなって来ましたので皆様、風邪等引かない様にして下さい。最後迄ありがとうございました。
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クロスロード生産部が運営する、あしながおじさんのワークショップ。靴に使った余り革を使い、レザークラフトをしています。毎月、浅草で開催中!